オーラソーマ(Aura-Soma)は、「色」「植物」「鉱物」「光」のエネルギーを組み合わせた、イギリス発祥のスピリチュアルなカラーセラピーです。100本以上ある美しい二層のボトルは、ただのオイルや液体ではなく、魂の状態や内なるエネルギーを映し出す鏡のような存在です。この記事では、オーラソーマが持つスピリチュアルな意味や、その仕組み、色と魂の関係について詳しく解説していきます。
オーラソーマとは?そのスピリチュアルな背景
オーラソーマは1983年、盲目の女性ヴィッキー・ウォールによって創始されました。彼女は高次の存在からの導きを受け取り、無意識に最初のボトルを作ったと言われています。このシステムは、従来の占いや診断とは異なり、「自分で選ぶ」ことに重きを置いています。
スピリチュアルな観点では、オーラソーマは「魂との対話を助けるツール」とされます。自分が無意識に選ぶ色には、現在の状態、過去の経験、未来の可能性がすべて投影されているとされ、ボトルを通じて本当の自分に気づき、癒し、変容していくことが目的です。
「あなたが選ぶ色が、あなた自身です」という言葉に象徴されるように、オーラソーマは外からの答えを求めるのではなく、「内側から答えを見つける」ためのスピリチュアルなツールなのです。
色が持つスピリチュアルな意味
オーラソーマのボトルは上下二層に分かれており、それぞれの色の組み合わせに意味があります。色はすべて固有の波動を持っており、私たちのオーラやチャクラに対応しています。
以下は、主な色のスピリチュアルな意味の一例です。
- レッド(赤):グラウンディング、生命力、行動力、情熱
- ピンク:無条件の愛、自己愛、優しさ、受容
- オレンジ:過去の癒し、創造性、喜び、トラウマの解放
- イエロー:知識、喜び、自信、内なる光
- グリーン:ハートの癒し、バランス、自由、選択
- ブルー:平和、コミュニケーション、保護、真実
- ターコイズ:クリエイティブな表現、独自性、ハートからの言葉
- ロイヤルブルー:直感、ビジョン、精神的洞察、内なる宇宙
- パープル/ヴァイオレット:変容、霊性、浄化、高次とのつながり
- ゴールド:魂の叡智、深い知識、自己価値
- クリア(透明):浄化、新しい始まり、真実を映す光
ボトルを見たときに惹かれる色は、現在の自分に必要なエネルギーや、魂が求めているメッセージを教えてくれるのです。
オーラソーマでわかる魂のストーリー
オーラソーマのセッションでは、100本以上あるボトルの中から、直感で4本を選びます。それぞれのボトルには以下のような意味があり、選んだ順番で「魂の物語」を読み解くことができます。
- 1本目(ソウルボトル):魂の本質・過去世・本来の使命
- 2本目(チャレンジボトル):今世で向き合うテーマ・課題
- 3本目(今ここボトル):現在の状態・潜在意識の動き
- 4本目(未来ボトル):可能性・方向性・魂の目的地
この流れは、スピリチュアルな旅そのものです。どのようなエネルギーを持って生まれ、どんな課題に向き合い、今どこにいて、どこへ向かおうとしているのか。オーラソーマのボトルは、まるで魂のブループリントを映し出すかのように、深い気づきを与えてくれます。
オーラソーマとチャクラ、オーラとの関係
オーラソーマは「オーラ(エネルギーフィールド)」と「チャクラ(エネルギーセンター)」に直接働きかけることでも知られています。
たとえば、ブルー系のボトルは喉のチャクラ、グリーンはハートチャクラ、レッドは第1チャクラ(ルート)に対応しています。それぞれのボトルには植物のエッセンスやクリスタルの波動が含まれており、色だけでなく自然界の力も統合されたエネルギーが、心身と魂に働きかけるのです。
ボトルを身近に置いたり、体に塗ることで、エネルギーのバランスが整い、感情の癒しや意識の変容が促されていきます。
オーラソーマのスピリチュアルな意味まとめ
オーラソーマは、「色」を通じて自分自身と深くつながるためのスピリチュアルなツールです。それぞれのボトルには、魂の記憶、感情の癒し、未来へのヒントなど、たくさんのメッセージが込められています。
自分でボトルを選ぶというプロセスそのものが、魂の導きに従う行為であり、「本当の自分を思い出す」ための第一歩になります。オーラソーマは、あなたの内側にすでにある答えを映し出し、優しくサポートしてくれる存在です。
今の自分の状態を知りたいとき、心が揺れているとき、次のステージへ進みたいとき。そんな時に、オーラソーマのボトルと向き合ってみてください。きっと、魂からのメッセージが、静かにあなたの元に届くことでしょう。